乳酸菌は脂漏性皮膚炎にも有効

乳酸菌といえば腸内環境を整えてくれる効果が期待され、健康に良いものという印象がありますが、実は脂漏性皮膚炎に対しても良い効果があるそうです。乳酸菌はビタミンBのひとつパントテン酸の吸収を助けてくれる作用もあり、そういった点からも乳酸菌そのものの効果だけでなく有効と考えられます。

 

脂漏性皮膚炎では、皮脂の分泌が多い部分に炎症が起こり、かゆみなどが生じたり、フケのようなものが大量に発生したりします。皮脂が多いことによって、それを好む真菌が増殖して肌を刺激するため、まずは皮脂の分泌を抑制することが改善の第一歩になります。そのために効果があるとされるのがパントテン酸で、不足すると皮膚炎などが生じやすくなると言われており、乳酸菌はこの吸収を高めてくれるために有効なのです。

 

乳酸菌は免疫を整えることによってアトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚疾患にも効果があると言いますが、脂漏性皮膚炎にはこの効果は直接的な効果はあまりないそうです。しかし、皮脂は腸内環境と関係が深く、腸内環境が悪いと肌の皮脂腺を腸で生じた毒素が刺激するようになり、そのために皮脂が過剰分泌するようになります。

 

そのため、腸内環境を整えておくことは皮脂の分泌量を抑えるために有効という意見もあります。乳酸菌は食品からも摂取できますが、十分な量の乳酸菌を毎日摂取するとなると、サプリメントなどを利用した方が確実です。機能性の高い乳酸菌サプリも多く出ていますので、そういったものを活用するのも良いでしょう。