脂漏性皮膚炎の回復に有効なビタミン

脂漏性皮膚炎の治療方法は、薬の塗布が主体となりますが、食生活の見直しや生活環境の改善も必要です。皮脂が過剰に分泌されるのには、体内の環境が悪化している可能性があります。体内の環境を改善するのに効果のある栄養素はビタミンB群です。皮膚科での治療は、抗炎症剤の塗布が一般的ですが、ビタミン剤を処方する医師もいます。

 

例えば、B2には粘膜の強化、代謝の活性化とった働きがあります。食事からならウナギやレバー。卵などに特に多く含まれています。ビタミンB6も重要で、代謝の活性化や皮脂量のコントロール作用があります。鶏肉、マグロ、ニンニクなどに多く含まれています。本来は、食事から摂取するだけで不足することはないのですが、脂漏性皮膚炎を発症している場合には、より多くの摂取が必要なので、サプリメントも併用するとよいでしょう。

 

過剰摂取が心配かもしれませんが、ビタミンB群は水溶性なので、必要な分が確保できれば残りは尿として対外に排泄されるので安心です。ただ、体内に備蓄することはできないので、毎日確実に摂取することが必要となります。ビタミンでもうひとつ積極的な摂取が必要なビオチンという成分があります。別名、ビタミンB7あるいは、Hとも呼ばれていて、皮膚の炎症を促進するヒスタミンの分泌を抑制する働きを持っています。

 

またたんぱく質・脂質・糖質の代謝を促して、粘膜や皮膚を丈夫にする働きも持っています。ビオチンが体内に不足すると、皮膚の抵抗力の低下、白髪、抜け毛、筋肉痛、疲労の蓄積、食欲不振の原因となります。病院での治療を受けなくても、ビタミンB群をバランスよく食事から摂取するだけでも、軽度の皮膚炎なら回復できます。

 

ビオチンは結構を促す働きがあり、疲労回復や脂漏性皮膚炎の回復に効果を発揮します。ビタミンCとともに摂取すると吸収率が高くなります。脂漏性皮膚炎を治療もケアもせずに放置しても、命にかかわる重篤な症状に陥ることはほとんどありませんが、正しい知識を持ってケアに臨むことが大切です。